◆ MR. Fatherの「ランチの時間」 ◆

   ラーメンより価値あるランチを探せ !

●400円でまともなランチが食べられる!?@神田

2009年4月16日
2009年4月16日

●ガード下の居酒屋ランチの最高峰!?

 

 「お洒落」「高級」「小奇麗」「落ち着いた」「明るい」「清潔」「上品」「繊細」「丁寧」「高級食材」と言ったミシュランで星をとるようなお店には 必ずつく形容詞とはまったく真逆、対極とも言える名物店がある。

 知る人ぞ知る神田の居酒屋。その名を「升亀本店」と言い、30年以上続く神田の大衆居酒屋 の老舗でもある。

 サラリーマンが多い神田界隈は、お酒をメインとした夜の営業に基軸を置く店(つまり飲み屋)が多いのだが、その中の一つでもある。神田界隈はその立 地と地域性から、本来は夜の営業を主体とするため、夜の営業につなげようとランチを提供する店が非常に多く、ランチ激戦区ともなっている。


●ランチタイムは戦争中 ?

 

 ランチタイムともなれば、「升亀本店」は満員御礼状態、時には行列ができるほどの 盛況店であるが故、ランチ時の店内は騒然としており、客と店員の 注文や催促の声、テーブルや椅子の狭間をかいくぐって料理を運ぶ元気なパートのおばちゃんたちの動きと厨房に注文を入れたり、順番確認するの叫び声。

 まるで言葉の弾丸が頭上を飛び交うよう。活気があるというより、さながら戦争状態と言っても過言ではない。

 升亀でのランチメニューの一番人気は「いか天定食」でワンコイン500円で食べる事ができる。

 また、たまにしかないイレギュラーメニューではある が、同じ500円で「いか団子定食奴付き」もかなりのおすすめだが、レギュラーメニューの中で2番人気は恐らく「納豆セット」ではあるまいか。

 「納豆セット」と聞くと、安っぽい旅館の朝食メニューや牛丼チェーンの朝食メニュ=のようなものを想像するが、升亀の「納豆セット」はなかなかの充実ぶりなのだ。

 

●最強の「納豆小ライス」!

 

 升亀の「納豆セット」の内容は。その名の通り、まず納豆。辛子が添えられた納豆小鉢(スーパーなどで売られている納豆の発泡スチロール容器に入っている量の2パック分以上ほどの量)には、たっぷりの鰹節と刻みネギがかかっている。

 それに「ミニイカ」と称する烏賊のてんぷら3切れ(「いか天定食」の約1/3の量。1個1個が大振りなので結構量がある)にやはり大量のネギの刻みをのせ天つゆをぶっかけてある。

 更に豆腐の冷や奴。これも生姜おろし、鰹節、刻みネギが大量にかかっている。

 豆腐そのものも少なくとも1/2丁のボリュームはある。

 それに「昆布の佃煮の小鉢」、漬け物の「柴漬け」、サービスの「なめこおろし」にご飯と味噌汁といった内容。

 

●植物性タンパク質豊富でヘルシーな完全食!?

 

 ご飯と味噌汁を除いても、6つもの器が並ぶ。

 味噌汁の具は、たまに別のものに変わる日もあるが、ほとんどの日が「シジミ」の味噌汁で、なおかつ、おかわり自由というもの。

 ご飯も大きめのどんぶりに入って、締めて420円という激安価格。

 ご飯を「小ライス」(と言っても小振りのどんぶりに替わるだけで、それでも普通のお茶碗より遥かに量が多い)に変えれば、-20円となり、400円ぴったりで定食を食べる事ができる。

 この「納豆小ライス」を昼間すべて完食すれば、夜は、食べなくともと思うほど腹持ちも良く植物性タンパク質も豊富に摂取できる。

 

●揚げ物、刺身類、ご飯、どれをとっても素材は良い。

 

 いか天、いわし天、きす天、とり天やアジフライ、ミックスフライ、ワラジ大のメンチカツなどの揚げ物とマグロやマグロブツなど揚げ物系と刺身系に定評のある「升亀本店」。

 昼夜問わず、常に満席に近い状態ということは、回転の早さに加え、素材の消費量も大量になるため仕入れの量も多く、その間隔も必然的に短くなる。

 その結果、安くて旨くて新鮮なものを提供して、客に満足してもらえるという好循環のサイクルを作りだしている。

 休業は日・祝のみで、土曜日も営業。土曜日はサービスとして名物のゲソ天単品が、何と100円(普段でも290円と格安)でたっぷりのネギに天つゆぶっかけ状態で洋皿いっぱいに山盛り盛られてくるという大胆なサービスも。

 

●高円宮様と400円ランチのお店との関係!?

 

 升亀の一番奥のテーブルコーナーには、全面がその記事で埋められたある日の新聞紙面と額縁に入れられた数枚の写真、そして雑誌などの切り抜きが貼られている。

 実は2002年に47歳という若さでお亡くなりになられた高円宮様の死を報じる新聞や雑誌記事と、高松宮様のお写真なのである。

 スポーツ、特にサッ カー界への貢献が大きい高円宮様は、庶民的な感覚をお持ちで、皇族でありながら、庶民の代表的な社交場である神田のガード下の居酒屋にも足を運ばれたのである。

 額縁の写真は、その当時のもので、升亀の店内でお楽しみの写真も数枚ある。

 その写真をよく見ると、升亀にご来店の時、どのテーブル、どの椅子に座っていらっしゃったのかも、一目瞭然。

 今まで、何回、高円宮様がお座りになった同じ椅子に腰掛けてしまったのだろう。

 

 ごちそうさまでした。

 

 

             升亀本店 

           東京都千代田区鍛冶町2-14-2 TEL:03-3254-1639

             JR神田駅 西口より徒歩1分 

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