◆ MR. Fatherの「ラーメンの時間」 ◆

   ランチより価値あるラーメンを探せ !

ラーメンを語る前に

PART 3 実際に食したラーメンをブログ等で語るという事

ラーメンフリークやマニアではないが…

 

ラーメンは、確かに好きである。いわゆるラーメン専門店で年間平均150杯くらいは食べている。それにプラス、おみやげラーメンやスーパー等で販売している生麺タイプのラーメンを家で作って食べる事も多い。更に袋物のインスタントラーメンやカップ麺の類いまで含めると、おそらく毎日1食はラーメンを食べている計算となる。

と言って、ラーメンフリークやラーメンマニアかと言われると、自分自身ではちょっと「?」…となる。ただ単純にラーメンが好きなだけである。

 

ラーメン好きな日本人は多く、有名なラーメン評論家と言われる人たちから、ラーメンフリーク・マニアの人たち、そして一般の人たちを含め、ラーメンに関する自説・感想等をホームページやブログで紹介するサイトも五万とあるし、ラーメンに特化したデータベースやコミュニティサイトも数多く存在する。

 

ラーメンは「ケ」の食べ物である。

 

ラーメンは民俗学者の柳田國男氏の「ハレとケ」で言うと明らかに「ケ」の食べ物である。つまり、日常の食べ物で、お正月のおせち料理や祝い事での赤飯、尾頭付きの鯛、すき焼き(昭和30年代くらいまでの位置づけだと)などの「ハレ」の食べ物とは歴然と区別されるものである。

 

「ケ」の食べ物であるラーメンが、ミシュランガイドのごとく、専門の本や雑誌、WEBサイトなどで星の数や点数付けで、評論されたり、紹介されたりする事象には何だかちょっと違和感を感じる部分もあるものの、日本人には興味を持ってみる人も、語りたい人も星の数ほど存在する。プロ・アマチュア含め、一億総ラーメン評論家現象の様相を呈している。

逆に言えば、それだけ、日本人にとって「ラーメン」は日常化し、普段の生活にとけ込んでいるということなのかもしれない。

 

「旨い」「不味い」の基準は人によって違う

 

「旨い」「不味い」という食べ物への評価は、個人によってその嗜好や基準は大きく異なる。また世の中には魚介系が苦手な人や、脂っこいものがまったく受け付けないというような人も存在する。豚肉が嫌いな人や卵がだめな人、ネギが苦手な人だっている。

 

ネギ抜き、チャーシューなし、脂少なめあるいは無しなど店によってはそういった選択肢がある場合もあるが、スープに至っては、例えば魚介系が苦手な人は今主流の豚骨系と魚介系をあわせたWスープやつけ麺系に多く見られる魚粉たっぷりでパンチを効かせたものなど、旨い不味いの前に身体が受け付けないであろうし、ましてやエビやかにをふんだんに使った独自のスタイルが売りの「けいすけ」のようなラーメンなどはとんでもないということになってしまう。


ラーメンブログは初めてづくし?

 

ラーメンに関するホームページやブログはそのほとんどが実食日記または、実食レポートの投稿がメインである。単に旨い、不味いから、麵が、スープが、チャーシューがどうのこうのと細かく論評し、器や内装、雰囲気、店主や店員の態度に至るまで言及しているケースも多い。それはそれで、その人が実際に感じた事だから何ら問題はないし、また、そういったブログ等を参考にお店に足を運ぶ人たちが多いのも事実である。

 

ラーメンに関する記事やブログを見ていて、ある傾向に気づいた。「あの有名店が新しい店を出したというので…」「○○○で話題の○○に、新作メニューが登場したというので…」「人気の行列店についに行ってみた…」「あのカリスマ店主の新店が○○にできたというので…」「普段通っている通りに新しいラーメン店ができたので…」「いつか行ってみたいと思っていた話題の○○店に…」「有名なご当地ラーメンが初めて東京に進出したと聞いて…」「○○店ものラーメン専門店が集結した新しいラーメン複合施設が開店したので…」「○○で修行した人が独立して新店をオープンしたので…」等々。

 

もうお気づきだろうが、キーワードは「新しい」つまり、初めての実食感想・レポートなのだ。何回も何回も足を運んでいるお店の記事もないわけではないが、圧倒的多数を占めているのがこの初めてレポートなのである。もちろん、初めてだと新鮮で、感想も書きやすいということもあるのであろう。そしてもう一つの傾向は「東京」だけあるいは「○○沿線」「神奈川の」「長野の」といった特定地域やもっと広く全国をテリトリーとしたものなど人によって違うが、共通しているのは対象としているテリトリーでどれだけ多くの店をまわったか、どれだけ多くの種類のラーメンを論評するかで、そのガイドブック的情報価値を追求しているのである。

 

もちろん、見る側から言えば参考にはなるし、書き手の文章表現能力が高ければ、記事を見て、「今度一度行ってみよう」と思う人も増え実際に行って食べた感想を「本当に美味しかった…」だの「自分にとっては旨いとは言えない…」「書かれていたことと違う…」「スープが絶妙…」「麵のコシが…」等々、またそれぞれ勝手な感想をフィードバックしたり、投稿したりするサイクルで、ラーメンに関するサイトは盛り上がるのである。


ラーメンは日常のもの。日常が繰り返されるにはそれなりの理由が存在する。

 

ただ、そこで共通するのは情報を仕入れて、わざわざそこに出向くという行為。つまり、新たなラーメンを求めるのが目的で足を運ぶのである。その行為そのものは非日常であり、特別なものである。

「ケ」の食べ物であるラーメンが「ハレ」の食べ物になったとまでは言えないが、日常の食べ物から若干遊離しはじめているのが、今のラーメンにおけるムーブメントなのではないか。

 

ラーメンはやはり「ケ」の食べ物と位置づければ、日常生活の行動範囲の中でそれは食されるべきものである。自分がラーメンに関するブログ的なもので語ることに関して、そのスタンスをどこに置くべきか決めかねていた部分もあるが、巷にあふれるわざわざ出かけて行って初めて食べて「旨い」だの「不味い」だのああだこうだというような内容の事は書かないようにしたい。行った事がある。食べた事があるではなく、普段の生活の中で日常的に何度も何度も食べている店しか登場しないし、時を経ても登場店舗がそう増えて行くものでもない。少なくとも10回以上食べたところでないと書く事もないであろう。味覚や嗜好はかなり個人的なものではあるが、同じ店のラーメンを何回も何回も継続して食べるというのはそれなりのちゃんとした理由があるのだ。その理由を中心に語って行こうと思う。

ラーメン日記

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