●大勝軒(滝野川店)

ラーメン ¥700
ラーメン ¥700

山岸イズムを継承、東池袋大勝軒直系の暖簾分け1号店

  東池袋大勝軒直系で暖簾分け1号店である。

 

 自家製手製麺の多加水卵中太麺は、噛み応え・食べ応え十分の満足感。

 

 魚介系が際立つ豚骨醤油スープは、意外とあっさりめ。

 

 とにかくボリュームは並盛りでも相当のもの。

 

 麺もそうだが、トッピングの具の量もすごい。

 

 チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔とお約束のなると1枚といったシンプルさながら、普通のラーメンでも他店のチャーシューメンかそれ以上重なって下に隠れている。

 

 メンマの量も表面から見るとそうでもないが、少なくとも見かけの倍以上の量が器の中に潜んでいる。 ネギもしかり、器内のネギだけを取り出したら小さめのご飯茶碗1杯分は裕にあるのではと思えるほど。 海苔も正方形に近い小振りのカットながら3枚。

 

 味的にはあってもなくても大差がないはずの小さなナルトのスライス1枚が非常に重要なシンボリックな位置づけとなっている。

 

 まず、このラーメンは、昔ながらの中華そば、しかも東京ラーメンであるという主張のシンボルがこのナルトなのである。

 

 東池袋大勝軒の創始者、山岸一雄氏は、「つけ麺の元祖」と言われる「特製もりそば」を考案した人物として有名だが、「もっと美味しいものを、お腹いっぱいお客さんに食べてもらい、喜んでもらいたい」その一途で研究・改良を繰り返し、今の味・スタイルにたどり着いた。

 

 今の時代でこそ様々なラーメン専門店が、各自のこだわりにより、様々な個性のある中華そばやラーメンを出しており、多少変わった中華そばやラーメンが出てきても違和感は無いが、当時としては、「えっ! これが中華そば?」と言わしめるほどラーメン界のアバンギャルド的存在となったが、山岸御大は「いやいや、これも東京ラーメン、中華そばなんだよ」と、そのルーツは東京風の中華そばであり、原点であることを忘れず、固定概念を打ち破って、「ラーメンって変える事ができるんだよ。進化させられるんだよ」という事を教えてくれた先駆者・パイオニアなのである。 

 

 その山岸氏の想いが、味覚的にはほぼ影響は無いこの薄っぺらな小さなナルト1枚に凝縮して込められているのではないかと想像するのである。

 

 ちなみに、最後までこのナルトを残し、箸を置く最後にこのナルトを食べる事が、大勝軒系での私の作法であり、その瞬間は、あの山岸御大の顔が思い浮かぶ一瞬でもある。

 

「山岸さん、ごちそうさま」

 

 ただ、1つだけ苦言を呈するなら、スープが温いこと。 最初はそうでも無いと思うが、あれだけ大量の冷たいチャーシュー・メンマ・ネギなどの具材を投入するとスープ表面の熱が吸い取られ、スープ温度が加速度的に低下する事。

 

 おまけに麺の量も多いので、後半は伸び気味の麺と温いスープが相まって、更に食べづらくなるという事か。

 

 まあ、一気呵成に搔き込めば良いのだろうが…

ラーメン日記

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